7月17日午前9時8分、重慶市彭水県漢葭街道で大規模な山体崩落が発生し、下方の沿江部の複数棟の住宅が倒壊する深刻な災害となった。多数の住民が瓦礫の下敷きとなり、ただちに大規模な救助活動が展開された。

山体から崩れ落ちた大量の巨石が住宅を押し潰し、甚大な被害をもたらした。17日午後2時時点の当地政府の発表によると、すでに800人以上の救援人員が投入され、18人が救助されたものの、このうち8人が死亡した。現在も34人が行方不明となっている。
現場周辺では1100人以上が安全に避難した。また、危険区域の1キロ圏内では、水道・電気・ガスの供給を停止し、リスク調査を優先している。

災害発生を受け、習近平国家主席は直ちに重要指示を出した。「重慶市彭水県で発生した山体崩落により多数の行方不明者が出ている。科学的かつ組織的な捜索救助を行い、二次災害の発生を防ぐとともに、負傷者の治療と事後対応を適切に行え。原因を徹底的に究明し、類似の地質災害などの隠れた危険を全面的に搜査・除去せよ」と強調した。
習近平氏の指示と李強総理の要求を受け、中共中央政治局委員で国務院副総理の張国清氏が関係部門の責任者を率いて現場に急行し、救援・対応作業を指導している。重慶市は全力で現場捜索、負傷者救護、被災者対応に取り組んでおり、現在も作業が続いている。

この災害により、地元住民の生活に大きな影響が出ている。被災地の復旧に向けた取り組みが急がれる中、政府は引き続き情報公開と安全対策を強化する方針だ。
(中国経済新聞)
