習近平主席、トランプ大統領に同行した米企業トップと会見

2026/05/14 15:12

習近平国家主席は5月14日午前、北京市の人民大会堂で、訪中中のドナルド・トランプ、米大統領との首脳会談に合わせ、トランプ氏に同行した米国企業の経営者らと会見した。

トランプ大統領は会談の中で、「今回は米国ビジネス界を代表する優れた企業家たちを伴ってきた。彼らは中国を重視し、敬意を持っている」と述べ、「対中協力の拡大を後押ししたい」と語った。また、トランプ氏は同行した企業トップを一人ずつ習主席に紹介したという。

これに対し、米企業側は「中国市場を非常に重視している」とした上で、「中国事業をさらに深耕し、対中協力を強化したい」との考えを示した。

習主席は、「米国企業は中国の改革開放に深く関わり、双方が利益を得てきた」と強調。「中国の対外開放の扉は今後さらに大きく開かれる」と述べ、米企業による対中投資と協力拡大を歓迎する姿勢を示した。

今回の訪中には、イーロン・マスク氏が率いるテスラ、ジェンスン・フアン(黄仁勲)氏が率いるエヌビディア、 ティム・クック、Tim Cook)氏がCEOを務めるアップル、さらに ケリー・オルトバーグ氏が率いるボーイングなど、10人を超える米企業幹部が参加した。

中でも注目を集めたのが、エヌビディアのジェンスン・フアン氏の同行だった。同氏は出発直前に代表団メンバーへ追加されたとされ、AIと半導体分野を巡る米中競争の中心に位置するエヌビディアトップの訪中に、各方面から関心が集まった。

関係者の間では、今回の首脳会談で、AIや先端半導体の供給問題が、当初の予想以上に重要な議題となった可能性があるとの見方も出ている。 ジェンスン・フアン氏は北京入り前、「中国市場が米国産業に対して引き続き開かれた存在であってほしい」と語っていた。

(中国経済新聞)