習近平主席がトランプ大統領を歓迎 人民大会堂で首脳会談「対立ではなく協力を」

2026/05/14 12:41

中国習近平国家主席は13日午前9時55分、北京市の人民大会堂東門外広場で、訪中したドナルド・トランプ米大統領の歓迎式典を行った。

トランプ大統領の車列が東門外広場に到着すると、トランプ氏は車を降り、習主席と握手を交わした。その後、トランプ氏は王毅外交部長ら中国側関係者と順番にあいさつを交わし、続いて習主席が米国側訪問団の代表らと握手した。

儀仗隊による中米両国国歌の演奏後、両首脳はともに儀仗隊を閲兵。その後、人民大会堂内へ移動し、首脳会談に臨んだ。会談前には、習主席とトランプ大統領が人民大会堂の階段中央付近に並んで立ち、広場を見渡しながら会話を交わす場面も見られた。

午前10時20分から行われた首脳会談で、習主席は「中米両国は“トゥキディデスの罠”を回避しなければならない。これは両国が共に答えを示すべき時代的課題だ」と強調。また、米国の建国250周年に祝意を示した上で、「協力すれば双方に利益をもたらし、対立すれば双方が傷つく」と述べた。さらに習主席は、「2026年を中米関係の新たな歴史的節目となる年にしたい」と語り、両国関係改善への期待を示した。

これに対し、トランプ大統領は「習主席とは長年の付き合いがあり、個人的にも非常に良い関係を築いている」と発言。「習主席は偉大な指導者だ」と称賛した上で、「問題があれば互いに電話し、解決策を探ることができる」と述べた。

また、「今回同行した企業家たちは、いずれも各業界を代表するトップ経営者だ」と強調し、「中国と習主席に深い敬意を抱いている。今日の協議に大きな期待を寄せており、中米関係は本来、最良の関係であるべきだ」と語った。

一方、13日午後10時10分ごろには、トランプ大統領の車列が北京市東三環にあるFour Seasons Hotel Beijingに到着し、現場には数百人の市民が集まり、車列通過は約6分間にわたって続いたという。

ホテル周辺では警備体制も大幅に強化され、警察車両や警察官が多数配置されるなど、厳重な警備が敷かれていた。

(中国経済新聞)