2024年、越境ECの「四大巨龍」が海外展開 「チャイナスピード」を誇示
今年、中国東北部出身の女性の「まじり英語」が海外のネットで人気を呼んだ。スペースカプセルを説明した際、「アルミニウム」の発音が「Alumolemu」と余りに中国語なまりであったことから、海外で親しみを込めて「Miss Alumolemu」などと言われたのである。
「Miss Alumolemu」の動画は、ビデオアプリのTikTokで再生数が640万回に達したものもあり、フォロワー数は4万人以上、動画アカウントの「いいね」の数は140万件に達した。また本人のネットショップもTiktok Shopにアクセスが集まったことでかなりの売上を出している。
いずれも中国の越境ECであるTiktok Shop、AliExpress、SHEIN、Temuは、ユーザー数が急激していることから「四大巨龍」と呼ばれている。
これらは今年、サプライチェーンの管理や営業戦略など、様々な面における独自のビジネスモデルや効率的な運営の実施により、かなりの競争力を見せつけている。