中国ドラマ「風起洛陽~神都に翔ける蒼き炎~」が`今年の10月末からBS11で無料BSで初放送後、好評を呼んだ。ホアン・シュエン(黄軒)、ワン・イーボー(王一博)、ビクトリア(宋茜)らが共演した本作は、神都・洛陽を舞台としたアクションサスペンス時代劇だ。
ドラマ「長安二十四時」などの原作者として知られる馬伯庸(マー・ボーヨン)の歴史小説「洛陽」をもとにした本作。ある日、訳ありの父娘が朝廷高官の百里延(ひゃくりえん)を父に持つ男・百里弘毅(ひゃくりこうき)に会いにやって来る。2人は密告をするために来たというが、百里弘毅はなぜ自分のもとを訪れたのかまったく心当たりがなかった。話を聞こうとするも、突然刺客が現れ父娘は殺されてしまう。その後、父・百里延の懇願により幼なじみの柳然(りゅうぜん)と婚姻を結ぶことになった百里弘毅。しかし婚礼の晩、父親は何者かに殺害される。容疑をかけられたのは、貧民街で暮らす高秉燭(こうへいしょく)。5年前に何者かに仲間を殺され、仇討ちのために1カ月前から刺客を尾行していた男だった。宮中警備を担う内衛の武思月(ぶしげつ)は、皇帝から命を受け高秉燭を捕まえるために彼を追う。しかし事件の調査を続けるうち、武思月は高秉燭に特別な思いを抱くようになる。
ホアン・シュエンが高秉燭、ワン・イーボーが百里弘毅を演じ、武思月にビクトリア、柳然にソン・イー(宋軼)が扮した。監督を務めたのはシエ・ゾー(謝沢)。チン・メイ(青枚)とウー・ツォン(武聡)が脚本を手がけた。