中国共産党第20期3中全会コミュニケ全文連載②

2024/07/25 07:30

全会は、次のように強調した。改革をいっそう全面的に深化させるには、マルクス・レーニン主義、毛沢東思想、鄧小平理論、「三つの代表」重要思想、科学的発展観を堅持し、習近平「新時代の中国の特色ある社会主義」思想を全面的に貫徹し、習近平総書記の改革の全面的深化に関する一連の新思想、新観点、新論断をいっそう学習して貫徹し、新たな発展理念を完全に、正確に、全面的に貫徹し、「安定を保ちつつ前進を求める」という活動全体の基調を堅持し、思想を解放すること、事実に基づいて真理を追求すること、時代とともに前進すること、真実を求めて実践に励むことを堅持し、社会的生産力をいっそう解放し発展させ、社会の活力を引き出し高めていき、国内と国際という二つの大局を統一的に考慮し、「五位一体」の総体的配置を統一的に推進し、「四つの全面」の戦略的配置を調和的に推進し、経済体制改革を導きとし、社会の公平・正義の促進と人民の福祉の増進を出発点および帰結点として、改革の系統的統合をいっそう重視し、重点を際立たせることをいっそう重視し、改革の実際の効果をいっそう重視し、生産関係・生産力、上部構造・経済基盤、国家統治・社会発展がよりよく照応しあうよう促し、中国式現代化に強大な原動力と制度的保障を提供しなければならない。

全会は、次のように指摘した。改革をいっそう全面的に深化させる総目標は次のとおりである。引き続き中国の特色ある社会主義制度を充実・発展させ、国家統治体系・統治能力の現代化を推進する。2035年までに、ハイレベルの社会主義市場経済体制を全面的に完成させ、中国の特色ある社会主義制度がさらに充実し、国家統治体系・統治能力の現代化を基本的に実現し、社会主義現代化を基本的に実現し、今世紀中葉までに社会主義現代化強国を全面的に完成させるために固い基盤を築く。ハイレベルの社会主義市場経済体制の構築、全過程の人民民主の発展、社会主義文化強国の建設、人民の生活の質の向上、「美しい中国」の建設、より高い水準の「平安中国」の建設、党の指導レベルと長期執政能力の向上に焦点をあて、継続的に改革を前へと推し進めていく。中華人民共和国成立80周年の2029年までに、本決定が提出した改革の任務を達成する。

全会は、次のように強調した。改革をいっそう全面的に深化させるには、改革開放以来、とくに新時代の改革の全面的深化における貴重な経験を総括・運用し、党の全面的指導の堅持、人民を中心とすることの堅持、根本を貫いて革新を起こすことの堅持、制度建設を主軸とすることの堅持、全面的な法に基づく国家統治の堅持、系統的なものの見方の堅持という原則を貫く必要がある。

全会は、改革のいっそうの全面的深化について系統的な配置を行い、次のように強調した。ハイレベルの社会主義市場経済体制を構築し、経済の質の高い発展を推し進める体制・仕組みを整備し、全面的イノベーションを支援する体制・仕組みを構築し、マクロ経済ガバナンス体系を整え、都市・農村の融合発展を目指す体制・仕組みを整備し、ハイレベルの対外開放の体制・仕組みを整え、全過程の人民民主の制度体系をより完全なものにし、中国の特色ある社会主義法治体系を充実させ、文化の体制・仕組みの改革を深化させ、民生を保障・改善する制度体系を健全化し、生態文明体制改革を深化させ、国家安全保障体系・能力の現代化を推進し、国防・軍隊改革を持続的に深化させ、改革をいっそう全面的に深化させ、中国式現代化を推進することへの党の指導レベルを高める。

(つづき)

(中国経済新聞)