中国の新興EVメーカー「哪吒汽車」(Neta)が、2023年の売上不振を受け、構造改革を進めている。最近発表した数字を見ると、2023年の売上台数は前年比およそ16%減の12.75万台で、新興EVメーカー中で6位だが唯一の前年割れとなってしまった。
哪吒汽車は2022年、販売数が前年比118%増の15.21万台で新興EVメーカーのトップとなり、2023年には25万台を売るとの目標を立てた。しかし達成率は51%にとどまっている。
哪吒汽車のCEOである張勇氏はこれについて、「マーケティングが不徹底であり、商品の新旧切り替えがうまくいかず、市場のペースも乱れた」との反省文を発表した。マーケティングスタッフを大幅に入れ替え、張氏が自ら担当会社の代表を兼任して立て直しをはかるという。