中国国防相に董軍氏が就任

2024/01/3 08:30

北京で開かれていた第14回全国人民代表者大会常務委員会第7回会議で、最終日の12月29日、議決により董軍氏が国防相に任命された。

董軍氏は男性で漢族、山東省煙台出身、共産党の党員で海軍最高位の「上将」であり、現在は第20回中央委員を務めている。海軍機関での勤務経験が長く、参謀長に相当する海軍作戦部長である。海軍の司令部演習部部長、北海艦隊副参謀長、東シナ海艦隊副司令などを歴任し、2014年12月に海軍副参謀長となった。その後2017年1月に広東省部隊トップ、同年3月に中国南部戦区副司令に就任した。中国人民解放軍の海軍司令も務めた。また中国共産党第20回大会の代表、第20回中央委員、第14回中国全人代代表を務めている。2012年7月27日に海軍少将に昇格、2021年9月6日に上将に昇格している。

12月25日、中央軍事委員会は今年4回目となる上将昇格式を行った。35年前の1988年に階級制が復活してから、今年は上将への昇格が最も多い年となった。

(中国経済新聞)