北京で23日、「第5回全国未成年人インターネット使用状況調査報告」が発表された。2022年の時点で未成年ネットユーザー数が1.93億人を超え、このうち9割がスマートフォンなど接続用の機器を有しているという。
この調査は、中国共産主義青年団中央維持青少年権益部と中国インターネット情報センター（CNNIC）が2018年から毎年実施しているもので、研究の成果を公表している。今回は31の省（自治区、直轄市）の小学校、中学校、高校、中等職業学校に通う18歳以下の31,688人、および保護者11,624人、教員787人にアンケートをしたほか、未成年層のインターネットの普及や接続環境、ネット利用における特徴、ネット利用の教育やガイド、サイバーセキュリティーと権益の保護などについて最新の状況を解説し、この5年間の調査データを総合的に分析した。