格力電器は12月21日、2023年業績予想を発表。2023年の純利益は10%以上、270億元(約5401億3600円)以上増加することが明らかとなった。
12月21日午後9時43分の時点で、格力電器の株式は一株当たり31.76元に3.12%上昇した。
業績予想によると、格力電器の2023年の売上総利益は2050億元~2100億元(約4兆1010億~4兆2010億円)となり2000億元(約4兆円)の大台を再突破。親会社株主に帰属する当期純利益は前年比10.2%~19.6%増の270億元~293億元(約5404億~5865億円)に達し、税引後当期純利益は、前年比8.8%~15.9%の増の261億元~278億元(約5224億~5564億円)となった。
2023年、格力電器の営業成績は安定かつ上昇し、前年同期に比べ増収増益となった。これに関して格力電器は、常に本業の空調に重点を置き、需要を重視し、製品の種類を充実させ、販売チャンネルを拡大すると同時に、産業化の転換を行い、ハイエンド設備、工業製品、グリーンエネルギーなどの多角化分野で努力を続けるとしている。
12月20日、格力電器は持株会社の格力電器チタン新能源有限公司に対し増資を行い、来年中に議決権を100%取得する意向だと発表した。
(中国経済新聞)