中国は、中秋節と国慶節を合わせた大型連休の最終日である10月6日、鉄道各線がUターンラッシュを迎えた。中国国家鉄路集団によると、この日の鉄道利用者数はのべ1880万人の見込みで、運行本数は臨時列車の1852本を含めて計12571本という。
この前日の5日は鉄道利用者数がのべ1784万人で、8日間連続で1600万人を超えた。特に目立ったトラブルはなかった。
6日、特に利用者数の多い路線は北京⇔上海、南寧→広州、武漢→上海、武漢→深センなどで、余席の少ない区間も多くなっている。希望する列車が満席であった場合は、鉄道当局のサイト「12306」でキャンセル待ちが可能であり、空席が発生した場合はシステムで自動的に発券する。この場合は、「日付、列車番号、座席の種類」について幅広に指定しておくと切符がとりやすくなる。
鉄道当局は、インターネットまたは携帯端末で切符を購入する際、「12306」(携帯端末も)のみが正規の販売窓口で手数料などは一切徴収しないと通知しており、合法的権利や個人情報を守る上で、この正規ルートで購入するようにと呼び掛けている。
(中国経済新聞)