香港特別行政区政府は8月29日、株式市場の流動性が与える影響について包括的なレビューを行い、改善のための提言を行政長官に提出する「株式市場の流動性向上に関するタスクフォース」の設置を発表した。
タスクフォースは、香港政府トップの李家超を委員長とし、金融業界、政府関係者、金融規制当局、香港取引所・清算機関の代表者ら8名で構成。上場制度、市場構造、取引メカニズムなど、市場の流動性に影響を与える主な内的・外的要因について包括的な検討を行う。
また、香港株式市場の競争力強化、持続可能な発展促進、優先市場の発行者および投資家に対する香港株式市場の普及促進について具体的な提言を行う。
（中国経済新聞）