8月14日、国務院弁公庁は「2023年の一部の祝日に関する通知」を発表し、2023年の国慶節と中秋節を8日間(9月29日~10月6日)の連休とすることを明らかにした。
大手旅行会社やオンライン旅行プラットフォームでは、中秋節・国慶節の連休通知や第3次出国先リストの発表により、中秋節・国慶節の航空券の問い合わせや予約が大幅に増加し、旅行関連の問い合わせ数も倍増している。
中国のオンライン旅行大手「同程旅行」によると、直近1週間で、中秋節と国慶節の連休に国際線航空券を予約する旅行者は先週に比べて35%以上増加し、国内線航空券を予約する旅行者は先週に比べて40%以上増加した。また国務院弁公室による発表の後、中秋節と国慶節に関する相談が倍増し、海外旅行の相談も4倍以上に増加している。
中国最大手のオンライン旅行会社「携程旅行(Ctrip)」のデータによると、8月14日15:00現在、航空券の検索件数は前日比で17%上昇。この1週間で、国慶節期間中の旅行予約は前週に比べて47%増加した。
大手旅行会社は中秋節と国慶節の連休に向けて準備を始めており、高品質の国内長距離ツアーとニーズに合わせた多様なルートの海外旅行商品を計画している。同程研究院の分析によると、中秋節と国慶節の連休中、家族旅行と団体旅行客の往来が重なり、国内線航空券の平均価格は1000元(約2万円)以上で安定し、全体的な価格水準は夏期を上回ると予想される。
(中国経済新聞)