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生成的人工知能(生成AI)への注目が高まる中、大規模言語モデルの開発へ演算力を提供するエヌビディアのGPUが、世界のテック業界で人気商品となっている。
中国の複数のIT大手が今、生成AIの構築に重要なカギとなるエヌビディア(Nvidia)の高性能チップを、およそ50億ドル分も発注している。
「フィナンシャルタイムズ」は8月10日、複数の消息筋の話として、中国企業のバイドゥ、バイトダンス、テンセント、アリババがエヌビディアに対し10億ドル相当のプロセッサー「A800」を発注し、年内に納入予定と報道した。エヌビディアに関係の深い2名の話では、これら各社はまた合わせて40億ドル相当のGPUを発注し、2024年に納入予定という。