アメリカの経済誌「フォーチュン」が8月2日に発表した世界各企業の長者番付「フォーチュングローバル500」によると、中国の不動産企業の中では去年と同じく万科、保利、緑地、碧桂園、竜湖の5社がランクインした。5社の売上高合計は3086.26億ドル(約442億円)で、万科と竜湖は順位を上げ、残りの3社は順位を落としている。
フォーチュングローバル500における中国不動産勢の過去5年間の顔ぶれを見ると、まず2019年は同じく5社がランクインしていたが、竜湖はまだ圏外で、恒大が中国勢トップとなる138位であった。恒大は2016年に400位台でランクインしてから100位台まで順位を上げ、碧桂園、万科、緑地、保利を凌駕するに至った。