中国アニメ映画『功夫王之萌虎上山(カンフー・キング)』が、いよいよ9月29日より中国全土で公開される。中国では、9月29日から10月6日まで建国記念日(国慶節)の大型連休に入るが、それに合わせて映画が封切られることになった。
本作は、中国を舞台に繰り広げられるカンフーアニメ。主人公の白小虎・楽楽(ルール―)は、両親と共に平穏な日々を過ごしていた。だが、ある陰謀により最愛の父が殺され、叔父に裏切られ、無邪気だったルールーにも暗い影を落とすことになる。悲しみと憎しみの狭間で揺れ動くルールー。そして、真相を明らかにするため、ルールーはカンフーの達人・亀千歳(グイチエンスイ)を探しに行く旅路へ出る。
フルCGによって映し出される圧巻の映像美、制作人が細部の細部にまでこだわりぬいたクオリティーの高さが目立つ作品となっている。
制作を担当した浙江鋒尚鋭志影視有限公司は、報道陣に対して「本作は『カンフー・キング』シリーズ初となるアニメ映画です。中国文化を題材にすることで、特に若者や子供たちがカンフーの魅力を知ることができるように構成しています。また、国慶節に公開が決定した最初の映画として、ぜひ楽しみに待っていてください」と述べた。
(中国経済新聞)