2023年7月3日、中南大学(CSU)大学は、先ごろ卒業生から母校に6億元(約120億円)の寄付を受ける寄付契約の調印式を行ったと発表した。これは同校がこれまでに受けた寄付のなかで最大であり、2023年における2度目の1億元(約20億円)を超える卒業生からの寄付となった。
協定によると、寄付金は大学の人材育成、学問分野の建設、科学研究への支援に加え、大学の「双一流」の建設や、「ヘルス・チャイナ」「デジタル・チャイナ」「マニュファクチャリング・パワー」などの戦略に役立てられる。
大学側は「母校の建設と発展を支援する同窓生の寄付に心から感謝の意を表すとともに、寄付された資金を有効に活用し、国家革新システムの建設と経済社会の発展に寄与する」と述べた。
中南大学は中国有数の名門大学。1987年に冶金物理と化学の学位を取得したBYDの創業者である王伝福氏、1983年に材料科学の学位を取得した三一集団有限公司の元会長である梁穏根氏、1982年に冶金学の学位を取得した金栄集団の会長である李文金氏、1984年に機械学の学位を取得した中国黄金の会長である盧進氏など多くの著名人を輩出している。
(中国経済新聞)