中国スマホ大手のシャオミ(小米)が製造するEV(電気自動車)セダン「シャオミEV」の予想価格が、今中国で話題となっている。中国メディアによると、このモデルにはスタンダードモデルとプロモデルの2種類があり、前者が14.99万元(約297万円)前後、後者が17.99万元(約357万円)前後でスタートすると見られている。
スマートフォンで知られるシャオミは、2021年にEV市場への参入計画を発表。2022年には同社のEV部門であるシャオミ・オートモビルに30億元(約596億円)以上の投資を行ない、研究開発に携わる従業員は2300人を超えている。
シャオミEVは、今年の後半に発売される見込みで、スタンダードモデルの航続距離は800キロ前後、プロモデルの航続距離は700キロ前後と予測されている。同クラスにはBYDの「秦 (Qin) Plus EV」や広汽埃安の「AION Y Plus」などの競合モデルがあり、シャオミがEV市場でどのように販路を拡大させるのか注目されている。
(中国経済新聞)