6月15日、中国・北京工人体育場でアルゼンチン代表対オーストラリア代表の親善試合が行われた。開始81秒でアルゼンチン代表のエースFWリオネル・メッシが先制ゴールを決め、後半にもDFヘルマン・ペッセラが加点、2-0でアルゼンチン代表が勝利した。
オーストラリア代表にタックルされ3人に囲まれながらも見事なドリブルで突破するなど、今回もメッシの華麗な足技が話題となり、35歳になっても衰えない天才的パフォーマンスに会場は大歓声に包まれた。
アルゼンチン代表が2022年FIFAワールドカップ・カタール大会で優勝して以来、メッシが次のワールドカップに出場するのかその動向が注目されてきた。
メッシは、これまでスペイン紙『マルカ』のインタビューに対して、2026年に開催される次回ワールドカップへ出場する可能性は低いと言及していたが、13日に中国メディア『タイタン・スポーツ』のインタビューに応じた際「今後どうなるかはわからないけれども、今のところ次のワールドカップに出場するつもりはない」と応えた。
メッシは中国でも絶大な人気を誇る。昨日の試合には5万人以上がスタジアムに駆け付け、試合後子供が感極まってメッシに抱きつくなどハプニングもあった。
(中国経済新聞)