8月6日、現存する中国最長の木造アーチ型廊下橋として知られる福建省の万安橋が火災で焼失した。北宋時代に造られた木造の橋は900年以上前のもので、地元住民が誇りにしていた古い建物だ。また、火災の原因については現在も調査が行われている。
公開情報によると、万安橋はかつて「龍江公済橋」と呼ばれ、917年前の宋の時代に建設された。その後、清の時代の康熙47年(1708年)に火災に遭い、乾隆7年(1742年)と民国21年(1932年)の2度にわたって再建されている。万安橋は5つの橋脚と6つの穴のある木造アーチの廊下橋で、長さ98.2メートル、幅4.7メートル、最短アーチスパン10.6メートル、最長アーチスパン15.2メートルとなっており、2006年5月25日に第6次全国重点文物保護単位として指定された。
(中国経済新聞)