中国国家発展改革委員会は、風力発電や太陽光発電設備の廃棄・リサイクルに関する管理制度の整備を急ぐ方針を示した。
内モンゴル自治区フルンボイル市で15日に開かれた「2026年全国エコロジー・デー」のメインイベントで、国家発展改革委員会資源節約・環境保護司の王善成司長は、風力・太陽光発電設備の回収・利用を管理する規則を早急に策定すると明らかにした。
また、2030年までに、中国が「新三様」と呼ぶ電気自動車(EV)、リチウムイオン電池、太陽光発電製品を対象に、固体廃棄物の回収・再利用について、回収から処理、再利用までをつなぐ一貫した循環管理システムを構築する方針を示した。

EVについては、バッテリーを搭載した状態で廃車処理を行う制度を厳格に実施するとともに、違法な回収・解体などの行為を厳しく取り締まるとしている。
さらに、中国政府は循環経済産業の高度化を進める。資源循環利用分野の国家重点実験室の整備を支援するほか、廃棄された機械・電気設備、自動車、家電・電子機器など、主要な再生資源の解体・処理能力の改修や高度化を加速する。
回収拠点についても、主要企業の役割を発揮させながら配置を最適化し、資源の選別工程におけるスマート化と精密化を進める。
再生可能エネルギーや電気自動車の普及が進む中国では、今後、使用済み設備や廃バッテリーなどの増加が見込まれる。今回の方針は、こうした廃棄物を適切に回収・処理し、資源として再利用する循環型産業の構築を進めるものとなる。
(中国経済新聞)
