ジャック・マー氏、アリババ経営陣とともに田植えに参加

2026/06/24 08:30

6月22日、アリババのパートナーで高徳(AMAP)の会長である劉振飛氏が、先ごろ杭州で行ったアリババの経営陣による田植え活動の様子を記した「手に苗があってこそ今後の食糧を確保できる」との文章を、アリババの社内ネットワークに寄稿した。

写真を見ると、参加メンバーはアリババ創業者であるジャック・マー氏のほか、いずれも経営幹部である呉泳銘氏、邵暁鋒氏、蒋凡氏、呉沢明氏、蒋芳氏、周靖人氏などがずらり勢ぞろいしている。またアント・グループのエリック・ジン会長や韓歆毅CEOの姿もあった。

この田植えはアリババの最新の経営陣が一堂に集まった活動であった。アリババはこの1年間で組織構成が微妙に変わっている。先ごろ発表された年次報告によると、CFOの徐宏氏とチーフサイエンティストである周靖人氏が新たにパートナー入りした一方、執行副総裁でリスク管理委員長であった邵暁鋒氏が年齢上限のため退任しており、パートナーは技術畑出身者の割合が増えた。

周靖人氏については離職したとの情報も伝えられていたが、アリババはこれについて「事実無根」と称していた。田植えの現場に周氏が姿を見せていたことから、この情報が誤りだったことを改めてアピールするものとなった。

今回の活動について、アリババに近いある関係者は、「チームビルディングだ」と称している。アリババの主力メンバーがそろってリラックスした姿を見せたことで、「アリババ人は常に団結し、前向きであり、会社の成長やAIの見通しを有望視している」という自信をアピールするものとなったという。

アリババは経営幹部陣を絶えず刷新している中、会長である蔡崇信氏も先ごろAIの活用について触れた際に、「半導体、インフラ関連、大規模言語モデル(LLM)関連、アプリで導入している。ECやフードデリバリー、O2O、トラベル、マップなどはどれもAIの力をそのまま取り入れて活用できるものだ」と述べている。

蔡氏は、「このような取り組みをするのは、一つの分野に賭けないためだ。今はLLMのみを扱う会社が評価を得ており、LLMの面に価値が集まっているように見えるが、これから5年、10年先、本当に半導体やクラウドインフラ、モデル、あるいはアプリに価値が凝集するのか、誰にもわからない。われわれは、全面的に手掛け、価値がどのレベルに集まろうと必ずそこにいる」と語っている。

(中国経済新聞)