中国、柬泰国境で発生した砲撃事件により、中国公民が負傷か

2025/12/13 09:45

中国外交部の郭嘉昆報道官は11日の定例記者会見で、カンボジアとタイの国境付近における治安情勢を踏まえ、中国公民に対し、当面は同地域への渡航を控えるよう改めて呼びかけた。

会見では、フランス通信社(AFP)の記者が、中国駐カンボジア大使館の発表として、柬タイ国境に近いカジノ周辺で発生した砲撃事件により、中国公民が負傷した可能性があるとの報道について質問。事件の詳細や、中国政府として現地にいる中国公民の避難や保護を行う計画があるのかをただした。

これに対し郭報道官は、中国駐カンボジア大使館が最近、改めて安全に関する注意喚起を発出し、中国公民に対し柬タイ国境地域への不要不急の渡航を控えるよう求めていることを明らかにした。そのうえで、「現在、大使館が報道内容について事実関係の確認を急いでいる」と説明した。

また郭報道官は、「中国政府は職責の範囲内で、関係する中国公民に対し、領事による保護および必要な支援を提供していく」と強調し、在外中国公民の安全確保に万全を期す姿勢を示した。

柬タイ国境地域では、これまでも治安の不安定さが指摘されており、中国当局は今後も情勢を注視するとともに、現地に滞在する中国公民に対して、最新の情報を確認し、安全確保に十分留意するよう呼びかけている。

(中国経済新聞)