立秋の8月7日20時、夕焼け冷めやらず灯りが光り輝く四川省成都市の秦皇湖のほとりで、リズミカルな歓迎のメロディーとともに第12回ワールドゲームズの開会式が始まった。「天府のひさし」のもと、成都と世界が再び抱き合う姿を期待した1万人が湖と緑の芝に足を運んだ。

「彩りの約束」をオープニングとし、スクリーンに「生々流転」を意味する太陽神鳥が現れ、宇宙を越えてメインステージの若者の手に降り立った。
光と影が躍る中、数百人のダンサーが音楽に合わせて舞い、青春と光と影が脈打った。自転車の車輪やローラースケートが鮮やかなラインを描き、市民が日ごろのスポーツを会場内に持ち込む。各地から訪れた出演者は年齢も職業も様々だが、「健康中国」というスポーツの美と青春の活力を揃って披露した。