大阪万博の中国パビリオンのロゴとマスコットが発表

2025/03/4 13:58

中国貿易促進委員会は2月28日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博) の中国パビリオンのロゴとマスコットが発表した。

中国パビリオンのロゴは、篆書の石鼓文のフォントで「中国」の2文字が描かれ、色はチャイニーズレッドとなっている。印鑑のようなデザインで、東洋の趣を醸し出し、バランスよく、シンプルな仕上がりとなっている。参加する100以上の国や地域、国際機関のロゴの中でも、ひときわ目立つ存在で、一目で中国と分かる。

中国パビリオンのマスコットは、「悠悠(ヨウヨウ)」という名前のパンダ。「悠悠」は、発音が容易で、音の印象も可愛らしく、どんな言語を話す人にとっても、呼びやすい名前となっている。また、中国語の「悠悠」には、「悠々としている」のほか、「長く続く」という意味もあり、「いつまでも流れる歳月」、「竹のように悠々自適」、「いつも誠意を持って」といった思いも込められている。

中国パビリオンは大阪万博で敷地面積が最大の外国独自建設パビリオンの一つで、「人と自然の生命共同体・グリーン発展の未来社会を構築」をテーマとする。外壁は、中国の伝統的な書道の巻物を広げた形をモチーフにしている。自然に由来し、自然に順応し、自然と調和して生きる中国文化をアピールする。

大阪・関西万博は4月13日から10月13日まで184日間にわたり、日本・大阪で開催される。

(中国経済新聞)