1月15日に行われた広東省第14期人民代表大会で、広東省王偉中省長の発表によると、2024年の広東省のGDPが14兆元（約298.72兆円）を突破し、経済規模は36年連続で全国一になったことがわかった。
2019年、広東省のGDP総額は10.8兆元（約230.44兆円）となり、GDPが10兆元を超えた最初の省となった。2020年、広東省のGDP総額は11兆元（約234.71兆円）超え、2021年には12.4兆元（約264.58兆円）、2023年には13兆元約（277.38兆円）を突破した。
2024年には広東省の年売上高2000万元（約4.27億円）以上の企業の工業付加価値は前年比4.2％増となり、企業の数は約7万4000社となった。
2024年の広東省の先進製造業の工業付加価値が56.7％増、ハイテク製造業が31.6％に向上した。新エネルギー自動車生産台数は同43％増、産業用ロボット生産台数は同31.2％増、スマートフォン生産台数は同12.5％増、集積回路生産量は同21％増となった。
対外貿易が盛んな広東省は、2024年の輸出入総額が同9.8％増で9兆元（約192.04兆円）を突破し、連続39年全国トップとなった。地方一般公共予算収入は1兆3500億元（約28.81兆円）で、34年連続全国1位。 観光総収入は1兆元（約21.34兆円）を超え、海洋総生産は2兆元（約42.67兆円）を超えた。
（中国経済新聞）