中国の「黒神話:悟空」が「ゲーム界のアカデミー賞」にノミネート Steamの売上は1700億円近くに

2024/11/22 07:30

11月19日、「ゲーム界のアカデミー賞」と言われるTGA(The Game Awards)が今年の各賞ノミネート作品を発表した。中国初の3Aゲームとなった「黒神話:悟空」のほか、「アストロボット」、「Balatro」、「Elden Ring Shadow of the Erdtree」(DLC)、「ファイナルファンタジー7:Rebirth」「メタファー:ReFantazio」が選ばれている。

「黒神話:悟空」はこのほか、Best Art Direction、Best Action Game、Best Game Directionと合わせて計4部門にノミネートされ、ネットでもかなりの関心を集めている。

TGA 2024の表彰式は中国時間12月13日午前8:30からライブ配信され、各賞の受賞作品が発表される。

「黒神話:悟空」について、国外の調査会社VG Insightsのデータによると、11月19日の時点でSteamでの売上数は2210万本となり、収入総額は11億ドル(約1705億円)以上となっている。

また、華泰証券が以前に発表した「黒神話:悟空」に関する予測レポートでは、年間売上数を3000万-4000万本としている。さらに投資元である英雄互娯(Hero Entertainment)の呉旦曽CEOは、「発売後2週間で1800万本となっていることから、ライフサイクル中に3000万本はいけそうだ」と見ている。

(中国経済新聞)