今年3月の香港国際映画祭に出品された話題の香港映画『ラブ・ライズ』(原題:我談的那場恋愛 WO TAN DE NA CHANG LIANAI)がこの11月15日に中国本土で一般公開された。
本作は周星馳(チャウ・シンチー)映画『人魚姫(原題:美人魚)』(2016)の脚本を担当した何妙祺(ホー・ミウケイ)の初監督作で、夫と死別した婦人科医の女性が25歳と偽ってマッチング・アプリに登録し、ロマンス詐欺集団の一員だった男性と出会ってSNSで愛を育む物語です。
『媽媽的神奇小子(Zero to Hero)』(2021)などの呉君如(サンドラ・ン)がヒロイン役を演じており、人気アーティストの「MC」こと張天賦(マイケル・チャン)が詐欺師を好演。また、本作はこの11月に日本で開催される「香港映画祭 Making Waves – Navigators of Hong Kong Cinema 香港映画の新しい力」にも出品された。この映画祭は今年初めて、東京、大阪、福岡という複数都市で開催され、本作は東京で11月3日、大阪で11月9日、福岡で11月17日の計3回上映される予定。
監督:何妙祺(ホー・ミウケイ)
出演:呉君如(サンドラ・ン)張天賦(マイケル・チャン)陳輝虹(チャン・ファイフォン)鄧麗欣(ステフィー・タン)
(中国経済新聞)