深セン証券取引所のトップに李継尊氏が就任

2024/08/16 14:30

深セン証券取引所は8月12日、中国証券監督管理委員会(「証監会」)の決定を受け、李継尊(Li JiZun)氏が共産党副書記および総経理に就任すると発表した。

公式データによると、李氏は男性で漢族、1974年9月生まれで49歳、工学博士で共産党員である。2016年に証監会に入り研究センター主任となった後、5年間にわたり市場部主任を務め、さらに2022年1月から弁公庁に異動し、2023年12月の組織替えで総合局となるまで主任を務めた。

李氏は証監会に入る前、山東省の青島大学や政府の末端部門、市の機関などに勤務し、2005年に中国国務院研究室に異動してマクロ経済研究局や国際研究局で10年以上勤めた。情報によると、深セン証取の総経理は李氏が就任するまで半年近く欠員だった。

深セン証取は公式情報によると、1990年12月1日に国務院の認可で設立された全国規模の証券取引所で、証監会が監督や管理をしている。8月12日現在、時価総額は25.89兆元(約533.4兆円)で、上場企業数は2846社である。

(中国経済新聞)