株式会社フジテレビジョン(東京都港区、代表取締役社長 港浩一/以下、フジテレビ)は、2024年7月よりフジテレビ×bilibiliが贈るアニメ枠「B8station」にて放送するTVアニメ『下の階には澪(ルビ:みお)がいる』について、ティザーPVを公開しました。
ティザーPVは、主人公の大学生・杉浦陽と、陽と同じ下宿先に住む元アイドル・如月澪が、雪の中で初めて出会うシーンからスタートします。続けて、陽の高校からの憧れの先輩・桃井真珠と、陽が合コンで出会った先輩・三国紗羅も登場し、青春の始まりを予感させる内容となっています。
去る2024年3月11日(月)、フジテレビ本社にて開催となった「フジテレビラインナップ発表会2024」。この発表会で、B8stationの7月アニメ『下の階には澪がいる』の放送決定とキャスト情報が解禁となった。当日は、杉浦陽役の河本啓佑(以下・河本)、桃井真珠役の大久保瑠美(以下・大久保)、三国紗羅役の沼倉愛美(以下・沼倉)がサプライズ登壇し、作品や役の魅力について語った。
『下の階には澪がいる』の原作は、韓国で制作されたwebtoonで、日本ではLINEマンガでも配信中の青春ラブストーリー。韓国ドラマ版の『イ・ドゥナ!』がNetflixにて配信されていることでも話題になっている。アニメ版は中国の配信プラットフォームbilibiliにて配信され、約6千万回の再生数を記録しているヒット作だ。日本国内でのアニメ放送は、今回が初となる。
陽役の河本は、韓国ドラマ『イ・ドゥナ!』の日本語吹き替え版でも、ヤン・セジョンが演じる同じポジションの役を担当している。司会者から、自身が演じるキャラクターについて聞かれ、河本は、「陽は、基本的には本当にごく普通で、特に秀でたところもないが、そこまでマイナスなところもあまり持ってない印象です。意外とやるときはやるし、ダメなとこももちろんあるみたいな、親しみやすいキャラクターだと思います。ただ、アプローチをかけられた時にちょっと揺れてしまうところは、最近の若者なのかなというイメージです」と答えた。
真珠役の大久保は、「真珠は陽の先輩に当たり、実は初恋の人ということで、陽からとても愛されているのですが、それに気づいているのかいないのか。のらりくらりと陽を振り回す1人でもありますね。すごく可愛くて等身大の女の子なのですが、本心がちょっと見えないところがあったりとか。澪とはまた違う、不思議さのある可愛い女性なので、そういったところを大事にしながら、陽をいっぱいもて遊びたいなと思っております(笑)」と語った。陽役の河本も「(真珠は)めちゃくちゃ可愛い先輩なので、ちょっと楽しみです(笑)」と返す。
紗羅役の沼倉は「紗羅も陽くんの1つ年上の先輩なんですけれども、結構今時な積極的な女の子で。合コンで出会うその初対面の時から結構、グイグイ来るので、陽くんがどうなっちゃうのかなっていうところも、楽しみにしていただきたいなっていう風に思いますね」と語った。
次に、坂本真綾演じる如月澪について聞かれると、河本は「澪は元人気アイドルで、めちゃくちゃ綺麗です。誰が見ても美人なのですが、性格がちょっと…いきなり瓶で(人の)頭をかち割ってくるという(笑)。これだけ聞くとだいぶやばい感じがするのですが、気に入らないことがあった時に、我慢できずに、暴力にいってしまう。そういうキャラクターでありながら、時折陽に見せる、自分の弱さであったり、そういう可愛らしい部分っていうのがこの作品に出てきます。普段の行動が許せるぐらい、心を動かされるシーンが多いです。」と応えた。
また、大久保と沼倉も、「澪が可愛い」「恋愛に関する描写がリアル」「楽しい大学生活、青春の1ページ」といった、作品の魅力を次々と語った。
最後に、河本は「僕は演じる側なのですが、僕から見ても魅力的な女性陣揃っております。陽を、共感していただけるようなキャラクターにしていけたらなと思いますので、ぜひ放送ご期待ください。よろしくお願いします」、大久保は「真珠は(陽の)初恋の人なので、”これは初恋の相手になってしまっても仕方ないな“と思ってしまうような、魅力的な女性を演じていけたらなって思います」、沼倉は「『下の階には澪がいる』というタイトル、とてもドキドキするなと、最初に聞いた時思いました。皆さんにも、澪が下に、この下にいるのか…って想像すると、ちょっとドキドキしてもらえるんじゃないかな。どんな物語が展開されるのかなと想像しながら、放送を待っていただきたいなと思っております。ぜひご覧ください」と語り、発表会の『下の階には澪がいる』パートは幕を閉じた。
アニメは2024年7月より、フジテレビB8stationにて放送。
(中国経済新聞)