中国映画「年会不能停！（Johnny Keep Walking!）」が、公開32日で興行収入11億元（約226億7381万円）を突破した。
©北京嘉映春天影业有限公司
本作は、董潤年が監督、脚本を務め、主演にダー・ポン、バイ・コー、ジュアン・ダーフェイ、助演にワン・シュン、そしてスン・イージョウ、リー・ナイウェン、オーヤン・フンチャンが友情出演するオフィス・コメディ。
春節シーズンの映画として、12月29日に封切りされてから、わずか2日間で興行収入が1億元（約20億円）の大台を超え、観客動員数315万人を記録。その後上映率が下がったものの、中国の映画レビューサイト「猫眼」が予想していた最終的な興行収入8.05億元（約160億円）を超すなど、好調な伸びを見せている。
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ダー・ポン演じる機械工のジエン・リンは、仕事熱心な新人だったが、ある日リストラを告げられる。落ち込むジエン、だがバイ・コー演じる人事部長のマー・ジエによる「間違った人事異動」により、突然工場の機械工から本社へ異例の出世を果たす。慣れない職場、そして人事異動が間違っていたことを他の人に知られてはいけない環境で、ジエンは奮闘するのだが・・。
ビクビクしながら動き回るジエンの滑稽さと、なぜか応援したくなるその可愛さ。2024年最初の中国コメディ作「年会不能停！（Johnny Keep Walking!）」が、日本でも上映されることを期待する。
（中国経済新聞）