大学の冬休み チベット大が最長で70日間

2024/01/16 08:30

2024年に入り、中国の大学は次々に冬休みに入っている。中国では通常、1月中旬から2月下旬までが冬休みにあたり、期間は35~45日が中心となっている。その中でも、積雪の多い東北地方は、休みが長く、比較的温暖な南方地域は休みが短い傾向にある。

特に、チベット大学の冬休みは1月1日から3月10日まで70日間と長く、最も長期休暇の長い大学となっている。 このほか、大連海事大学、ハルビン工業大学、浙江中医薬大学、中国民用航空大学なども冬休みが50日以上あり、そのうち大連海事大学とハルビン工業大学の冬休みは56日となっている。

冬休みが短い成都大学と杭州師範大学では26日。北方地域では、ハルビン工業大学の冬休みが56日、ハルビン音楽院の冬休みが68日と長い。 東北地方の他の大学、例えば東北大学、東北林業大学、大連理工大学、東北師範大学も冬休みは50日前後となっている。

華北や華東の大学の冬休みは比較的短く、35日前後が多い。 例えば、清華大学、北京大学、上海交通大学、浙江大学の冬休みはいずれも35日。北京師範大学、南開大学、中央財経大学、華東師範大学など、華北・華東の他の大学も冬休みは35日から45日となっている。

また2月24日の元宵節もしくは、1日2日前に新学期を迎える大学が多く、浙江中医薬大学、中国政法大学、上饒師範大学、北京化工大学、華東交通大学、厦門大学、湖南大学、中山大学、華東師範大学などがある。

(中国経済新聞)