スマホメーカーのシャオミは今年10月に、それまでのシャオミ13シリーズの周波数を改良した新機種のシャオミ14シリーズとして「シャオミ14」と「シャオミ14 Pro」を発表しており、さらに来年春には「シャオミ14 Ultra」を発売する見込みである。
「シャオミ14 Ultra」は、それまでのショートフォーカスの指紋認証ではなく、ディスプレイ下部の超音波指紋センサーを導入する。
超音波センサーは、発せられたパルスで指紋特有の穴や筋を感知し、3Dのデータを形成するもので、正確性が一段と高まり、認証の際に画面の明るさを最大にしなくて済むといった大きなメリットがある。また、手が濡れていてもロック解除ができる。
さらにバッテリーについて、「13 Ultra」では5000mAhだったが、今回の「14 Ultra」では5180mAhとやや拡大しており、ワイヤー付きで90W、ワイヤレスで50Wの充電が可能である。
「14 Ultra」はクアルコムの「Snapdragon 8 Gen3」を搭載しており、最高周波数が3.3GHzで性能が30%、AI性能は98%アップした。またカメラについてはソニーIMX989の改良バージョンである1インチのソニーLTY900を配備しており、可変絞りにも対応していて、シャオミで最も強力なタイプとなる。
（中国経済新聞）