杭州アジア大会のチケット売上が5億元を突破、入場率は90%

2023/09/29 20:30

杭州アジア大会が盛り上がりを見せる中、チケットの売り上げも好調となっている。

大会主催者によると、9月27日現在、各種チケットの売り上げは5億元(約102億2259万円)を超え、27日だけで約20万人が観戦に訪れた。

今大会のスポークスマンである朱啓南(ジュ・チナン)氏は、「入場率は90%に達しており、チケットの売れ行きは大変好調です。組織委員会は現在、観戦を希望する人に対して、出来る限りチケットが提供できるよう尽力しています」と述べた。

9月27日、杭州アジア大会は射撃、自転車トラック種目、水泳など合計35の競技が行われ、中国は47個の金メダルを獲得。そのうち水泳と自転車トラック種目で世界記録を樹立した。現在、中国は金メダル90、銀メダル51、銅メダル26の合計167個のメダルで第1位となっており、日本は金メダル18、銀メダル30、銅メダル30の合計78個のメダルで第3位となっている。

また、今回の大会では「マインドスポーツ(頭脳スポーツ)」として囲碁、チェス、ブリッジなどの競技も行われており、そのうち囲碁は2010年の広州アジア大会以来、13年ぶり2度目の採用となった。

(中国経済新聞)