中国アニメ『我是哪吒2之英雄帰来（I AM NEZHA Ⅱ）』が9月29日より、中国全土で公開される。中国では、9月29日から10月6日まで建国記念日（国慶節）の大型連休に入るが、それに合わせて映画が封切られることになった。
『I AM NEZHA Ⅱ』は、50億3500万元（約1001億円）の大ヒットを記録し、日本でも公開されたアニメ映画『哪吒之魔童降世（Nezha: Birth of the Demon Child）』の続編。中国映画情報アプリの灯塔専業版が発表した公開前の映画を対象とした鑑賞希望ランキングでは、21万人（9月24日時点）で第3位にランクインしている。
本作は、中国を舞台にしたファンタジー作品。東海龍王は、息子の三皇子が主人公の哪吒に敗れたことを知り、息子の仇を討つことを誓うが、天庭の命に背いて再び侵攻する勇気が出ない。そこで、南海龍王と手を組み東海の底で天庭に幽閉されている麒麟王を解放し、哪吒や李靖ら官兵を滅ぼし息子の仇を取ろうとするが・・彼らの前に哪吒が立ちはだかる。
国慶節の大型連休には、『I AM NEZHA Ⅱ』以外にも10作品が同時公開される予定となっており、その中でも都会のラブコメ『前任4：英年早婚（Ex 4: Marry Young）』、チャン・イーモウ監督の最新作『堅如磐石（Under the Light）』が注目を集めている。
（中国経済新聞）