9月4日、アレン・レン(任嘉倫)が主演を務める時代劇ドラマ『無憂渡』の企画が中止される可能性があると中国のSNS上に投稿された。本作は、原作者・半明半寐(バンミンバンメイ)の「半夏」をドラマ化した作品。謎の妖怪ハンター「宣夜」が少女「半夏」と出会い、人間と妖怪が共存する世界で奇妙な事件を解決していくラブストーリーだ。
製作スタッフは、「このプロジェクトは、すでに5年間継続して行われています。ここまでに幾つかの困難を経験しましたが、まさか放送開始直前になって、5年間の努力が水の泡になってしまうとは思ってもみませんでした」と述べた。ネット上の噂によると、本作の登場人物は122人、スタッフ715人、撮影日数131日、衣装1,171セット、小道具2万点以上とされている。
8月31日、本作のヒロインであるラレイナ・ソン(宋祖児)が検索ランキングの上位にランクインし、彼女が元所属会社から4500万円の脱税申告を受け、関係当局から事情聴取を受けているとの噂が流れた。
ラレイナ・ソンは、子役時代に有名となり、本名は孫凡清(スン・ファンチン)。1998年5月23日に天津市で生まれ、北京電影学院を卒業している。ファンタジー時代劇『宝蓮灯前伝』で哪吒を演じたことで注目され、その後も『九州縹緲録〜宿命を継ぐ者〜』、『喬家の子供たち(喬家的儿女)』、『陪你逐風飛翔』など数々の話題作に出演している。
(中国経済新聞)