7月23日午後、黒竜江省チチハル市竜沙区の第34中学校体育館で屋根が崩落し、24日5時30分までに11人が死亡している。
事故発生当時、体育館には19人がおり、うち8人は自力で脱出したが15人が生き埋めとなった。24日5時30分現在で14人が救出されたが、うち4人は既に死亡しており、6人は手当てをしたが死亡し、4人は命に別状がなかった。さらに1人が閉じ込められており、救助活動が続けられている。
これまで調べたところ、体育館に隣接する教育棟の建設中に作業員が体育館の屋根に不法に置いていた資材のパーライトが、降り続く雨を吸って重くなり、崩落に至ったという。詳しい調査が続けられており、建設会社の責任者が警察に身柄を拘束された。
(中国経済新聞)