中国で、国内メーカー別に見た6 月単月および1月~6月の車載電池の搭載量について、上位3社は順にCATL、BYD、中創新航であった。
このうち中創新航は、6月の搭載量が容量は計2.9GWh、台数は5.4 万台であり、ともに単月として過去最高であった。またマーケットシェアは8.82%で、4位の億緯鋰能に4.3ポイントの差をつけた。
中創新航は現在、長安汽車、小鵬汽車(Xiaopeng)、蔚来、零跑汽車(Leap Motor)、上汽GM五菱、広汽集団、吉利汽車など各乗用車メーカーに車載電池を提供している。
この中で小鵬汽車は、2023 年上半期、中創新航製の搭載量が6か月連続で増加しており、全シリーズ車種をカバーするなど中創新航が最大のサプライヤーになっている。6月は中創新航製の搭載台数が過去最高の4000台以上で、全車両に占める割合も同じく過去最高の70%近くに達している。
(中国経済新聞)