寧夏回族自治区銀川市の興慶区民族南街で6月21日に発生した、焼肉店「富洋」のガス爆発で31人が死亡した事故について、公安部門は店長やオーナー、スタッフなど9人に対し、拘束した上に財産を差し押さえた。
今回の事故は、ボンベから液化ガスが漏れたことによるもので、詳しい原因については今なお調査中である。この事故を受けて、LPガスボンべの安全問題について議論が沸騰している。
中国ガス協会が発表した「都市建設統計年鑑」によると、2022年、中国全土のガス使用世帯数は約3.18億戸で、うちLPガスが約0.56億戸となっている。
また、中国全土 (香港、マカオ、台湾を除く)で2022年1年間に報道されたガス事故の件数は802件で、死者の数は66人である。このうちLPガスによる件数は56.1%で、死傷者の数は61.3%である。