浙江省杭州市で開催されていた「第19回中国国際漫画・アニメフェスティバル(China International Cartoon & Animation Festival)」が6月24日に閉幕した。
同フェスティバルは、漫画アニメに特化したイベントとして2005年に初開催。第19回目となる今年は「アニメの都、アジア競技大会の都市」をテーマに、展示会、フォーラム、ビジネスカンファレンス、イベント、コンテストの5つのセクションに分かれ、「杭州白馬湖国際会展センター」と「杭州中国動漫博物館」の2会場で行われた。
実行委員会の統計によると、6月20日から24日までの5日間でオンライン・オフライン合わせて1081万人が参加。そのうち漫画・アニメ商談会には日本を含む67の国と地域から567の企業、2305人の出展者や専門家が参加し成約意向額は14億8500万元(約297億1200万円)に達した。また杭州に拠点を置く「杭州大有叔叔文化伝播有限公司(Hangzhou Dayou Uncle Culture Communication Co., Ltd.)」は設立3年にも関わらず、今回最高額となる8000万元(約16億円)の契約を結び今最も勢いのあるアニメ制作会社となった。同社は、子供向けのアニメ作品を制作しており、これまでに27の作品を手掛け世に送り出してきている。
(中国経済新聞)