中国の恋愛リアリティーショー『半熟恋人』の二人が破局

2023/05/23 17:55

『半熟恋人(ラブ・アクチュアリー)』は、上海を舞台にした台本のない恋愛リアリティーショーで、2021年にシーズン1が始まり、2023年からはシーズン2が始まっている。中国のIT大手テンセントが運営する動画配信サイト「テンセントビデオ(騰訊視頻)」が制作を手掛けており、年齢設定は少し高めの30代、本気で人生のパートナーを探そうと集まった5人の男女が、一か月間共同生活を送りながら恋人を見つける。

2021年から始まったシーズン1は、中国で大きな話題となり、YouTubeでも視聴することができる。出演者は、なぜ30代になるまで独身だったのかと思わせるハイスペックな男女で、毎回ドキドキさせる展開に視聴者は、どんどん引き込まれていく。

シーズン1では、中華系マレーシア人の黄瑞恩(ライアン)と広東省出身の羅穎(ロー・イン)がカップルとなり、服飾デザイナーで甘いマスクのライアンと米コロンビア大学出身で財務アドバイザーを務めるロー・インには、番組終了後もいつ2人は結婚するのかなど、その動向が注目されてきた。

だが、3年間をともに過ごしてきた2人だったが、お互いの仕事が多忙になるにつれ、すれ違いが増えていき、昨日(22日)恋人関係から友達に戻ったとSNS上で発表した。

中国では多くのファンから驚きや残念がる声が多数寄せられており、2人の人気を物語っている。

(中国経済新聞)