中国外務省は4月13日、アメリカの反中国派マイケル・マッコール(Michael McCaul)議員に対して対抗措置を講じると発表した。内容は以下の通りである。
テキサス州選出の共和党マッコール下院議員は、このところしばしば中国への内政干渉や中国側の利益を損ねる言動を繰り返している上、最近代表団を率いて台湾を訪れており、一つの中国という原則や米中間の三つのコミュニケに違反し、中国の主権や領土一体性を損ね、「台湾独立派」に誤ったシグナルを発している。
よって、「中華人民共和国反外国制裁法」第3条、第4条、第6条、第15条に基づき、次のような対抗措置を講じる。
一、中国国内にあるマッコール議員の動産、不動産及びその他の各種財産を凍結する。
二、中国国内の組織および個人に対し、マッコール議員との取引や事業協力などを禁止する。
三、マッコール議員に対してビザを発給せず、入国を認めない。
これらの措置は2023年4月13日より実行する。
(中国経済新聞)