中国の出生率が6年間で半減、複数の大都市では出産一時金を支給

2023/02/22 11:55

中国国家統計局は1月17日、2022年末の総人口(31省、自治区・直轄市の現役軍人を含み、香港、マカオ、台湾の住民と外国人を除く)が14億1175万人となり、前年末に比べ85万人減少したと発表した。2022年の出生数は956万人と、1950年以来初めて年間出生数が1000万人を割り込み、直近6年で約半分にまで減少した。

こうした状況から、最近では多くの地域で出産一時金など出産を奨励する政策が実施され始めている。大都市では「長期的な人口の均衡発展を促進するための積極的な出産支援政策の実施計画」(以下、計画)を発表、出産・子育て・教育費用の軽減など子育て支援の実施も明記され、そのうち法律に基づき3人の子どもがいる世帯に対し、子どもが3歳になるまで毎月500元(約1万円)の子育て給付金が支給される。

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について