中国製電動2階建てバス、英国へ輸出

2026/07/30 15:18

7月27日、山東港口・煙台港で、中国の電気自動車(EV)メーカー大手、宇通客車が製造した電動2階建てバス35台が自動車運搬船に積み込まれ、英国へ向けて輸出された。

今回輸出されたのは「U11DD」モデルで、欧州市場向けに特別設計された電動2階建て路線バス。欧州の都市部では、道路幅が狭く、頻繁な停車や発進が求められる交通環境が多いことから、車両の小回り性能や省エネ性能、運行効率を重視した設計が採用されている。

U11DDはすでに英国ロンドンなどの公共交通網で運行されており、現地の公共交通の電動化・低炭素化を支える車両として導入が進んでいる。

写真:山東港口煙台港で、英国向けに輸出される宇通電動2階建てバスが自動車運搬船へ積み込まれる様子。

中国の新エネルギー車(NEV)産業は、乗用車分野だけでなく、バスなどの公共交通分野でも海外展開を加速している。特に電動バスでは、中国企業が長年の量産経験とサプライチェーンの強みを生かし、欧州、アジア、中東などの市場で存在感を高めている。

今回の輸出は、中国製電動公共交通車両の国際競争力の向上を示すものとなり、煙台港は中国の自動車輸出拠点としての役割をさらに強めている。

(中国経済新聞)