万畝のハスが誘う夏の絶景――雲南、「農文旅融合」で地域活性化

2026/07/10 15:00

中国・雲南省では、農業・文化・観光を融合した「農文旅融合」の取り組みが各地で進み、地域経済を支える新たな成長エンジンとして注目を集めている。夏本番を迎えた文山チワン族ミャオ族自治州丘北県の普者黒(プジャヘイ)景勝地では、一面に広がるハスの花が見頃を迎え、多くの観光客を引き寄せている。

7月6日、普者黒景勝地では遊覧船に乗った観光客が、湖面を彩るハスの花と雄大な自然景観を満喫した。夏の訪れとともに、約1万ムー(約667ヘクタール)に及ぶハスが咲き始め、青々とした葉が湖面を覆い尽くす壮大な景観が広がっている。

ハスの花とカルスト地形特有の峰林群、透明度の高い湖が織り成す風景は、水墨画のような美しさを演出し、雲南を代表する夏の観光スポットとして人気を集めている。

近年、丘北県では農業資源や豊かな自然環境、地域文化を生かした「農文旅融合」を積極的に推進している。景観鑑賞に加え、遊覧船や農村体験、郷土文化を組み合わせた多彩な観光コンテンツを展開することで、滞在型観光を促進し、地域経済の活性化や農村振興にもつなげている。

夏の絶景と地域資源を融合した普者黒は、「夏の経済」を支える新たな観光モデルとして、その存在感を一段と高めている。

(中国経済新聞)