2026年FIFAワールドカップ(米国・カナダ・メキシコ大会)の開幕に合わせ、中国の人気玩具メーカー POP MART(ポップマート) の人気IP「LABUBU」が大会の特別ゲストとして登場し、大きな注目を集めている。
これに先立ち、ポップマートは「THE MONSTERS」とFIFAワールドカップのコラボシリーズを発売。LABUBUを中心に、ぬいぐるみキーホルダー、ロングストラップ付きブラインドボックス、ミニライト付きチャーム、ガラスカップなどの関連商品を展開した。

なかでも人気を集めているのが、LABUBUが大会限定ユニフォームを着用し、FIFAワールドカップ優勝トロフィーを手にした「Catch the Win」フィギュア。販売価格は599元(約1万2,000円、1元=約20円換算)で、1アカウント当たり2個までの購入制限が設けられている。
中国メディアによると、この商品はライブ配信販売で瞬く間に完売。一部ECサイトでは累計販売数が1万個を超えたほか、ここ数日でLABUBUのワールドカップ関連商品の検索件数が300%増加し、一部商品の販売数は前月比30倍に達したという。
需要の急拡大を受け、中古市場でも価格が上昇している。「Catch the Win」フィギュアは、一部プラットフォームで660元(約1万3,200円)前後で取引されており、定価を上回る価格が付いている。
さらに高いプレミア価格が付いているのは、シークレット(隠しモデル)商品だ。ポップマートとFIFAのコラボガラスカップのシークレット版「加冠の瞬間(Coronation Moment)」は、定価59元(約1,180円)に対し、中古市場では359~479元(約7,180~9,580円)で取引されており、定価の約5~7倍に達している。

また、同シリーズのシークレット版ミニバッグも、定価129元(約2,580円)から最高559元(約1万1,180円)まで値上がりし、約3.3倍のプレミア価格となっている。
業界関係者は、スポーツイベントによる関連グッズ需要の拡大は自然な市場現象だとする一方、高額なプレミア価格での商品購入については慎重な判断が必要だと指摘する。過去にも人気商品の価格が急騰後に下落した例は少なくなく、消費者には冷静で理性的な購買行動が求められている。
(中国経済新聞)
