トランプ米大統領の訪中日程を発表 マスク氏・クック氏ら米財界トップ16人が同行へ

2026/05/13 10:33

中国外交部は5月11日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が、X習近平(しゅう・きんぺい、Xi Jinping)国家主席の招待を受け、5月13日から15日まで中国を公式訪問すると発表した。両首脳が対面で会談するのは昨年10月の釜山会談以来で、米大統領の訪中は9年ぶりとなる。

中国外交部の郭嘉昆報道官は11日の定例記者会見で、「両首脳は中米関係や世界の平和と発展に関わる重要課題について踏み込んだ意見交換を行う」と説明。その上で、「首脳外交は中米関係において代替できない戦略的役割を担っている」と強調し、双方が「平等、尊重、互恵」の精神に基づき、協力の拡大と対立の適切な管理を進めていく考えを示した。

報道によると、トランプ大統領は13日夜に北京入りし、14日から15日にかけて習主席と会談する予定。14日午後には、北京市内のTemple of Heaven(天壇公園)を習主席とともに訪問する計画も伝えられている。天壇は、明・清時代の皇帝が五穀豊穣などを祈願した歴史的建造物として知られている。

また、中国中央テレビ(CCTV)は12日、米ホワイトハウスがトランプ氏の訪中に同行する米財界関係者のリストを公表したと報じた。同行する企業関係者は16人に上り、テクノロジー、金融、航空、農業など幅広い分野の主要企業が名を連ねている。

テクノロジー分野では、イーロン・マスク(Elon Musk)氏が率いるTesla、ティム・クック(Tim Cook)氏がCEOを務めるAppleのほか、クアルコム(Qualcomm)やマイクロン・テクノロジー(Micron Technology)など半導体大手の幹部が参加する。

金融分野では、シティグループ(Citigroup)、ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)、ブラックストーン(Blackstone)といったウォール街の大手金融機関の責任者が訪中団に加わる予定だ。

さらに、航空分野からはボーイング(Boeing)、農業分野からはカーギル(Cargill)が参加するとされる。

一方、トランプ大統領は11日、自身のSNS「Truth Social」への投稿で、「中国訪問を非常に楽しみにしている」と述べ、中国を「驚くべき国だ」と表現した。

今回の訪中では、経済・貿易分野を中心に、中米関係改善に向けた具体的な成果が打ち出されるかが注目されている。

(中国経済新聞)