LOTUSが杭州で世界初公開 中国が掲げる新たな「心を動かすランドマーク」

2025/10/13 08:20

2025年10月10日、LOTUSの開発プロジェクトが杭州で世界初公開された。地理的な枠を超え、建築デザインに「感情」という新たな価値を取り入れることで、オリンピックをテーマとする都市におけるプレミアム不動産の概念を再定義し、世界の主要都市のスカイラインに新しいランドマークを描き出している。

卓越した立地と感情的な共鳴を兼ね備えたLOTUSは、すべての窓を“世界とつながる扉”に変える存在だ。グローバルエリートに向けて、東洋的な美意識に基づいた洗練されたライフスタイルを提案している。杭州オリンピックスポーツセンター内に位置し、Zhong An Groupが手がけるこのプロジェクトは、銭塘江を望み、サン・ムーン複合施設(Sun-Moon Complex)を正面に、そしてビッグロータス、スモールロータスと呼ばれるアジア競技大会スタジアム群を一望する。世界水準のスカイラインを形成しながら、杭州の国際都市としての存在感をさらに高めている。

LOTUSは、建設予定のWホテルをはじめとする世界的ブランドと連携し、約90万平方メートルにおよぶ垂直型複合開発「インターナショナル・オフィス・センター(IOC)」を構成している。ミシュラン星付きレストランや雲上のクラブ、スカイラウンジ、星空の下のインフィニティプールなどを備え、グローバルエリートのために、ラグジュアリーな暮らしと感情的なつながりを融合させた環境を生み出している。

このプロジェクトは、世界を代表する3つの国際的建築設計事務所による共同設計で、一部の住戸(間取りによって異なる)からはLotus Bowlスタジアムを見渡すことができる。延床面積は約60〜180平方メートルで、オリンピックをテーマに情感豊かにデザインされた住空間となっている。精緻なクラフトマンシップと統合型スマートシステムを基盤に、共有空間とプライベート空間を調和させ、芸術的インスピレーションに満ちた日常を提案する。

今、世界の視線が杭州に集まっている。時代の象徴ともいえるこの瞬間、LOTUSは洗練された感性を持つ人々を迎え入れ、その唯一無二の魅力を体験するよう誘っている。

ソース: LOTUS

(中国経済新聞)