中国1-3月の外資企業新規設立数が20%増、導入額は同26%減

2024/04/23 18:00

中国商務部(省)が4月19日に発表した最新のデータによると、今年第1四半期(1-3月)に中国で新たに設立された外資系企業は前年同期比20.7%増の1万2086社に達し、実行ベース(人民元、以下同)外資導入額は同26.1%減、2023年第4四半期(10-12月)比41.7%増の3016億7000万元(約6兆4454億円)だった。

業界別に見ると、1-3月期には中国のホテル・飲食業の外資導入額の成長率が最も高く、84.7%に達した。2位は建設業で17.5%だった。ハイテク製造業の外資導入額は377億6000万元に上り、同期の外資導入額に占める割合は同2.2ポイント上昇して12.5%になった。そのうち医療機器・器具製造業の外資導入額は同169.7%増だった。

投資元国・地域を見ると、同期にはドイツからの投資が同48%増、ASEANからが同5.8%増だった。

(中国経済新聞)