9月14日、中秋節と国慶節連休の乗車券の販売が始まった。北京-西安、上海-合肥、広州-長沙などの人気路線の乗車券は既に完売しており、連休の前日である9月28日のみ空席が残っている。
中国のオンライン旅行サイト大手「去哪児(Qunar)」によると、人気旅行先のトップ10は、北京、上海、広州、成都、重慶、杭州、深セン、武漢、南京、鄭州。連休期間中は、ビジネスホテルであれ、高級ホテルであれ価格が2〜3倍以上上昇すると報告している。
同じくオンライン旅行サイト大手「携程(Ctrip)」によると、中秋節と国慶節連休中の旅行予約は前週比88%増加。そのなかでも北京、上海、成都、杭州、広州、西安、重慶、南京、深圳、長沙が人気となっている。杭州は、アジア大会のため連休中の予約数が前年比5倍以上に増加し、そのうち、航空券の予約は前年比5倍近く、ホテルの予約は前年比8倍以上増加した。
アリババグループが運営する旅行サイト「飛猪(Fliggy)」によると、9月13日現在、連休中の旅行予約は前年同期比で6倍近くに増加しており、ホテル、団体ツアー、景勝地チケット、レンタカーなどの予約は2019年同時期の予約数を大きく上回っている。旅行先としては上海、北京、杭州、成都、広州、深セン、香港、重慶、ウルムチ、西安が人気となっている。
「携程(Ctrip)」によると、今年の連休は、海外旅行の需要が高まっており、タイ、韓国、マレーシア、シンガポール、オーストラリア、イギリスが特に人気となっている。また、「一帯一路」の沿線国であるウズベキスタン、イラン、アゼルバイジャン、グルジア、スリランカ、ケニアなどの団体ツアーへの申し込みも増加している。
(中国経済新聞)